C bible編集部

良いライター

ライターになりたい…と漠然とした思いを抱いていても、その方法がわからないまま動けずにいませんか?

私の周りにも、「どこかの出版社の編集部に入るか、通信教育で勉強するか悩んでいる」という人がいます。

しかし、ライター歴3年の私は、これまでどこかの出版社の編集部に所属したこともなければ、通信教育でライティングの勉強をしたこともありません。

それでもおかげさまで、安定した収入を得られるようになりました。

もちろん、それらの手段は自分を磨くための糧になってくれるはずですが、ライターを目指す上で、必ず通らねばならない道というわけではないのです。

ライターになるために必要な条件や要素は、意外と単純だったりします。日々ちょっとしたことに気をつけることで、私のように専門技術がなくても、ライターを生業とすることができるようになります。

今回は、稚拙ながら私の経験から、良いライターになるための条件、そしてその要素についてお話します。

※本稿では、弊社ライターの1人である高橋氏による手記である。テーマは、「良いライターになるには?」で、良いライターの条件と要素について語っている。

1. 良いライターになるには?(4つの条件)

「良いライター」という基準は人によって異なるかもしれません。

しかしここでは、これまで数多くの方々と仕事をさせていただいた中で、私が感じた「良いライター」の条件を4つご紹介します。

  • 発注者の意見を鵜呑みにしない
  • 納期を守る
  • 案件ごとに情報をしっかり確認する
  • 記事を一晩寝かせる

それでは、詳しく書いて行きます。

1-1. 発注者の意見を鵜呑みにしない

人に記事を提供するという立場である限り、ライターにはいつも2人の顧客が存在します。

1人は記事を発注してくださる発注者、もう一人は実際に記事を読んでくれる読者です。(案件によっては、発注者が下請けの場合など、複数になることもあります)

良いライターになるには、この両者の要望に応えられる記事を作成しなくてはなりません。

多くの場合、実際にやりとりを行うのは発注者だけですので、発注者だけの要望を聞いてしまいがちです。発注者のニーズが読者のニーズをしっかり把握した上で依頼をしているのなら良いのですが、ビジネスの場合は、得てして発注者が読者のニーズを取り違えていることもあります。

その場合、いくらあなたが発注者のニーズに合う記事を提供できたとしても、思ったほど読者がつかなかったり、アクセスが見込めないなど、発注者が思い描いていたゴールを叶えることができなくなってしまいます。

発注者が「ニーズを取り違えている」ことに原因があると気づかなければ、「記事が悪かった」「ブログや雑誌は効果がない」と結論づけられ、今後の発注に繋がらなくなってしまうこともあります。

依頼を受けた際は、内容をしっかり吟味した上で、本当に発注者の要望が読者のニーズにマッチしているのかを検証しましょう。そして、発注者と読者、どちらにも利益のある記事を提供するよう意識しましょう。

SEOキーワードの選定や記事内容の方向性が間違っているのであれば、それを指摘したり、さらにいいアイデアが浮かんだなら、それを提案してみるのも一つの方法です。発注者にとって利益のある話なら、耳を傾けてくれるはずです。

ライターを始めた頃は難しいかもしれませんが、上記を意識するのとしないのとでは、あなた自身のその後の仕事に対する意識が大きく変わります。まずは「ライターには顧客が2人いる」ということを意識しながら仕事をしてみましょう。

これが良いライターになるには必要な条件の1つです。

1-2. 納期を守る

当然のことではありますが、納期は必ず守りましょう。難しい場合は早めに連絡をして、どれくらいの遅延で提出できそうかを明示し、納期の延長が可能かを確認しましょう。

実はこの当然のことが、意外とできないライターはたくさんいます。特にライター初心者の場合、「案件が思ったより難しかったから」などの理由で、連絡を入れずに、納品日に記事を入れない人は少なくありません。

「納期は力」といいますが、ライティングに関わらず、仕事には納期がつきものです。仕事を勝手に遅らせる人に、次の仕事を発注する依頼主はそういません。あなたの事情だけで、連絡もなく納期を遅らせるのは、社会人として言語道断な行為だということを覚えておいてください。

これが良いライターになるには必要な2つ目の条件です。

1-3. 案件ごとに情報をしっかり確認する

「自分はこの分野が得意だから」と、しっかり下調べせずに記事を作成していませんか?

どんな情報も、時間とともに鮮度は劣化していきます。たとえ過去に作成した案件に近い記事であっても、案件ごとにしっかり情報収集を行いましょう。

情報収集の時間を軽視すると、読み手の検索ニーズに応えられない記事が出来上がります。これは特に、クライアントが検索上位に表示させたい記事の場合、その期待に応えることもできません。

与えられた案件ごとに、情報収集を入念に行うことは、良いライターになるための条件の1つです。

1-4. 記事を一晩寝かせる

優秀だと言われるライターであっても、執筆中に誤字脱字は発生してしまうものです。

また、考えながら作成すると、文章の主語と動詞の関係や、文脈がおかしくなってしまうこともあります。

これは、人間である以上仕方のない間違いや見落としです。校正ツールで確認するという方法もありますが、人間の目で確認するほど正確な答えは返してくれません。また、細かな言い回しについては、ツールでは確認できないこともあります。

私の経験上、質の高い記事を常に提供しているライターは、これらの問題を解決するために、記事を一日寝かせる人が多いです。

一日経つと、記事作成のために熱くなっていた頭がクールダウンし、誤字脱字や言い回しのチェック、物事の本質をとらえた記事かどうかなどを、冷静に判断することができます。

「納期が迫っているから」と、提出日に作成するくせが付いているなら、今日からできるだけ改善されることをお勧めします。

参考記事:「WEBライティング基本の基本5項目|読みたくなる文章にするには?

これら4つは、私が考える「良いライターになるには?」の条件です。

これからライターを目指す方はもちろん、すでにライターとしての第一歩を踏み出しているという方も、ぜひ参考にしてみてください。

良いライター

2. 良いライターになるには?(4つの要素)

長く良いライターであり続けるためには、テクニックやスキルを持ちあわせておくことも大切です。

これらは一日で身につくものではありませんが、意識し続けることで、これまでライター経験のない人でも、身に付けることができるものです。

今回は、私が良いライターになるには必要だと思う要素を4つご紹介します。

2-1. 正しい日本語を使う習慣

突然ですが、「◯◯させていただきます」と「◯◯させて頂きます」という書き方、あなたはどちらが正しいと思いますか。

正解は後者…ではなく前者の「◯◯させていただきます」です。「頂く」と言う感じは、使い方によって表現方法が異なります。例えば「雪を頂く(山頂に雪が積もっている様子)」や「先生から言葉を頂く」のように動詞や動詞の謙譲語として利用する場合は、「頂く」と漢字を用います。

一方、「ほめていただきました」「きていただきました」のように、補助動詞として利用する際は、「いただく」とひらがなで表記します。ライティングや編集の中では、こうした使い方を「漢字を開く」と呼びます。

ほかにも「時」「事」「物」なども、使い方によっては開いて使用する必要があります。私たちが普段何気なく発している言葉は、何を表現するか、どのように使用するかによって、表現方法が異なります。

これから良いライターを目指すなら、普段は意識しない日本語の使い方を意識しながら、ライティングに当たるようにしましょう。

2-2. 対人コミュニケーション

「ライターは物を書くのが主な仕事」と思っている人もいらっしゃるかもしれませんが、私の経験上、その認識は改めることをお勧めします。

ライターは物を書くだけが仕事ではありません。特にフリーランスの場合は、営業活動から案件の詰め、情報収集や執筆、アフターフォローまでを全て自分で行わなくてはなりません。その中で大切になるのが、対人コミュニケーション能力です。

今や専用アプリやソフトを使えば、自動的に文章が作成できる時代になりました。また、冒頭でお話したとおり、ライターは資格制ではありませんので、いつでも誰でもライターを名乗ることができます。

だからこそ、発注者が求めているものは何か、発注内容が読者のニーズにあっているのかなどを、対人コミュニケーション能力によって引き出すとともに、良好な関係を築いていける良いライターを、多くの発注者は求めているのです。

天才的な文才がなければ、残念ながら多くのライターは代替が利きます。その中で、「あの人に仕事をお願いしたい」「あの人にライティングをしてほしい」と思っていただくための鍵は、対人コミュニケーション能力にあるといっても過言ではないのです。

対人関係の構築が苦手なら、まずは密にコミュニケーションを取るところからはじめてみませんか。それだけでも、あなたに対する相手の心象は大きく代わるはずです。

良いライターになるには、ライティングだけでなく、対人コミュニケーションも必要な要素です。

2-3. SEOライティング

たくさんの人にあなたの記事を読んでもらうために、気にしていただきたいのがSEO対策です。

SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンの表示結果で上位を狙うための施策のこと。例えばあなたが「ライター」と検索すれば、たくさんのサイトが検索結果として表示されますが、おそらく早く表示されるものから順にチェックしていくのではないでしょうか。

早く表示されるものほど、読者に読まれやすくなります。その表示順位を上げるための施策が、SEO対策と言われるものです。特にWEBで記事を執筆するなら、SEOを十分に意識しながら、ライティングを行うようにしましょう。それが発注者、読者両者のニーズを満たすことにもつながります。

SEO対策と言っても、「◯◯をすれば順位が上がる」という鉄板の方程式はありません。これは検索エンジンを提供している企業が、明確な基準を公表していないためです。しかし、ある程度の道筋は表してくれています。

例えば「タイトルには必ずキーワードを入れる」、「見出しは正しい順序で配置する」などは、SEO対策として有名な方法です。参考記事には、より詳しく書いてあります。

参考記事:「【SEO対策方法18選】検索順位を上げるための一工夫(当ブログ実証済み)

SEOライティングができることも、良いライターになるには必要な要素です。

2-4. 常にアンテナを張ること

ライティングのヒントは、どこに隠れているかわかりません。

一見自分には関係のない内容だと思っていたことが、実は仕事のネタになった、ということは少なくありません。専門カテゴリを持たないライターなら尚の事です。

プライベートと仕事は分ける主義という方もいらっしゃいますが、ライターになったばかりの頃は、テレビやラジオ、旅行や買い物の際などにもアンテナを張っておくと、書く内容に事欠きません。

地域のイベントやちょっとしたニュースなどにもできるだけ参加したり目を通したりして、ライティングできる仕事の幅を広げていきましょう。

良いライターになるには、常にアンテナを貼っていることが大切です。

まとめ|まずはライターになるための一歩を!

ライターになりたいという思いを叶えるためには、今回ご紹介した内容を意識していただきながら、まず第一歩を踏み出すということが大切です。

経験は何よりも自分の力になってくれます。私もこれまで自分の興味やこれまでの経験にかかわらず、たくさんのライティング案件を経験し、スキルを積んできました。

(もし今回のコンテンツがお役に立てていたら、Facebookに「いいね!」をお願いいたします!)