C bible編集部

文章の書き方

自分で作成した文章なのに、後日読み返すと、意味がよくわからなかった…なんて経験はありませんか。

頭の中で考えがまとまっていても、それを文章で相手に間違いなく伝えるのは、実はとても大変なこと。

意図した内容が伝わらなかったり、本来伝えたい内容とは違った意味に捉えられてしまう…ということは、ライティングではよくある失敗の一つです。

実は、読み手に間違いなく意図を理解してもらう文章の書き方には、ある程度法則があります。今回は、その文章の書き方のコツを8つご紹介します。

〜文章の書き方について、ぜひ下記も参考にしてください!〜
WEBライティング基本の基本5項目|読みたくなる文章にするには?
ライティングのコツ10選|質を下げずにスピードを上げるには?
現役ライター手記|良いライターになるには?4条件と4要素

1. 良い文章の書き方にはコツがある

突然ですが、下記2つの文章について、何を伝えたいのかあなたにはわかりますか?

・わかりやすい文章の書き方にはコツがあります。コツを掴んで文章を作成すれば、初心者でも多くのアクセスを集められる人気記事を書くことができるのです。

・わかり易い文章を書くためには、初心者でも分かるコツを掴んで書くことが大切です。コツを掴んで書かれた文章は、たくさんのアクセスを集めることができます。

実は2つとも、同じことを伝えようとしている文章ですが、おそらく前者のほうが読みやすく、意味が分かりやすかったのではないでしょうか。

WEBライティングにかかわらず、文章を書く上でもっとも大切なことは、「意図したことが相手に伝わっているかどうか」です。一見当たり前のように思えることですが、実は文章を作成する上で、これほど難しいことはありません。

しかし、例文の通り、コツを掴めば初心者でも読みやすい文章を書くことができます。全ては文章の書き方次第なのです。

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2. 経験の中で培った文章の書き方

ご紹介するコツは、私が3年以上のWEBライター業の中で得た経験と知識、そして実績に基づくものです。

ちなみにこれまで、編集者や広告代理店に勤めていた経験はありません。以前、メーカーのマーケティング担当として、企画書やコピーなどを作成してはいたものの、編集者やディレクションの経験はほぼ皆無でした。

3年前に初めてWEBライターとして提供した文章は、正直恥ずかしくて、皆さんにお見せすることができないようなものでした(もちろん修正を行って、それなりの形にはしました)。そういった意味では、経験値ゼロからの出発と言ってよいでしょう。

そんな私も、さまざまなコラムを読みんだり、セミナーに通ったりすることで、文章の書き方やコツを少しずつ身に着けていきました。

今では1記事5,000以上の「いいね」を、公開から3日程度でもらえる記事を作成することができています。

私はコツを掴むまでに数年かかりましたが、振り返ってみると、意外と単純なところにポイントがあったのだと感じています。

今回は、これからWEBライターを目指す方に、私がこれまでに培ってきた経験と知識を、簡単な言葉とコツとしてご紹介します。

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3. 例文で学ぶ書き方のコツ10選

より具体的に例文をイメージしていただくために、今回は「『デキる』ビジネスパーソンが行っている5つの習慣」というタイトルコンテンツを作成する、と想定し、例文を作成していきます。

3-1. 見出しはわかりやすく

見出しは、その章の内容を短い言葉で明確に表したものです。見出しだけで、何が書いてあるのか、読めばどんなメリットが得られるのかが分かるものを目指しましょう。

《修正前》
“・朝早く起きる”
これでは、朝早く起きると何が起きるのか、どんなメリットがあるのか、ひと目でわかりにくいですね。

《修正後》
“・早起きして自己研鑚の時間を設ける”
何が起きるのか、どんなメリットが得られるのかがわかりやすくなりました。

3-2. 見出しのすぐ下に結論を入れる

見出しのすぐ下の文章は、各章の中で最も読者に読んでもらえる部分です。ここでは章の結論やまとめを提示しましょう。

《修正前》
“・早起きして自己研鑚の時間を設ける”
仕事終わりに自己研鑚の時間を設けようと思っても、同僚や上司から食事に誘われたり、終業時間が延びてしまうことがあるので、時間を確保できないことがあります。また、早朝は一日のうちで最も頭が冴える時間帯ですから、自己研鑚するなら少し早く起きて行うのがおすすめです。”

《修正後》
“・早起きして自己研鑚の時間を設ける”
効率的かつ確実に自己研鑚の時間を確保したいなら、少し早く起きるのがおすすめです。

早朝は誰にも邪魔されにくく、また一日のうちでもっとも頭が冴えている時間帯です。ビジネスパーソンにありがちな同僚や上司の誘いや残業によって、時間が失われる…なんてこともありません。”

前者は結論ではなく理由が先に書かれています。

これではある程度文章を読むまで、何がいいたいのかがわかりにくいですね。

一方後者は、早起きすることで「効率的かつ確実に自己研鑚の時間を確保」できるということ(メリット)が一目で分かります。詳しい理由はその後で詳しく書いていきましょう。

3-3. SEOキーワードは自然な数を入れる

WEBライティングにおいて、SEOキーワードは、検索順位を上げ、読者を増やすための重要な要素です。だからといって、詰め込み過ぎも厳禁。あくまで自然な流れでキーワードを盛り込んでいきましょう。

《例》キーワードが「ビジネスパーソン」の場合
《修正前》
“デキるビジネスパーソンとはどんな人のことを指すのでしょう。デキるビジネスパーソンとは、単に個人として成績を残すだけでなく、周りのビジネスパーソンへのフォローが厚く、結果として会社にいい影響をもたらす人のことを指すのではないでしょうか。”

《修正後》
“デキるビジネスパーソンとはどんな人のことを指すのでしょう。単に個人として成績を残すだけでなく、周囲へのフォローが厚く、結果として会社にいい影響をもたらす人のことを指すのではないでしょうか。”

前者にはキーワードが多数盛り込まれていますが、なんとなく文章が不自然に感じます。

無理に詰め込み過ぎてしまうと、逆に検索順位を落としてしまう場合があります。キーワードは後者のように、適度に盛り込みましょう。

参考記事:「SEOライティングできてる?初心者必見の8つの基本項目

3-4.文章は短く

WEBの読者は小説や新聞よりもせっかちです。文章が長いと、途中で読むことをやめてしまいます。WEBライティングでは、できるだけ一文の長さを短くするよう心がけましょう。

《修正前》
“デキるビジネスパーソンの定義は人それぞれですが、「一緒に仕事をしていて気持ちがいい」「応援したくなる」「周りがマネしたくなる」ような人のことを言うのかもしれません。”

《修正後》
“デキるビジネスパーソンの定義は人それぞれです。しかし、以下のポイントを押さえた人たちのことを、俗に「デキるビジネスパーソン」と言うのかもしれません。
・一緒に仕事をしていて気持ちがいい
・応援したくなる
・周りがマネしたくなる”

前者のように、言いたいことを一文に詰め込み過ぎると、長くなるだけでなく、何をいいたいのかがわかりにくくなります。

後者のように句読点や箇条書きをうまく使い、読者が読みやすいと感じる適度な長さを心がけましょう。

難しい場合は、「…ですが」「…ですし」など、文章をつなぐ言葉の部分で、一度句点(。)を入れてみましょう。これ以上短くできないと思う文章こそ、案外短くなるものです。

3-5.主語と述語が合っているかを確認する

意外と陥りやすいのがこのポイント。まずは例文で確認してみましょう。

《修正前》
“デキるビジネスパーソンは、彼らの仕事ぶりや成績だけでなく、周りへの気遣いやフォローに注目しましょう。”

主語と述語だけを抜き出すと、「デキるビジネスパーソンは…注目しましょう」となり、文章が繋がっていないことが分かります。これでは何をいいたいのかイマイチ読者には伝わりません。

意味の通った文章は、主語と述語だけを抜き出しても意味が通ります。上記の場合、以下のように修正すると、意味が伝わるようになります。

《修正後》
“デキるビジネスパーソンは、彼らの仕事ぶりや成績だけでなく、周りへの気遣いやフォローも怠りません。まずはこうした振る舞いに注目しましょう。”

webライティング

3-6.誰もが理解できる言葉を使う

できるだけ専門用語や難しい表現は使わず、誰が読んでも分かる文章の書き方に気を使いましょう。特に専門的なコンテンツほど陥りやすい落とし穴ですので、注意が必要です。

《例》
“すぐに降りるために、飛行機のシートは前方側をアサインする”

アサインとは「割り当てる」「指定する」という意味があります。ビジネス用語としてもよく使われますが、意味の知らない方も多数いらっしゃいます。

「自分の使っている言葉が世界の標準」などと思わずに、誰が読んでもすっと頭に入る、わかりやすい言葉を使うよう心がけましょう。

3-7.カタカナ語はできるだけ使わない

「誰もが理解できる言葉を使う」に共通するところがありますが、特に注意してほしいのがカタカナ語の頻出です。カタカナ語は伝わる相手が限定されるだけでなく、具体性を欠きやすいというデメリットがあります。

以下に頻出しやすいカタカナ語を挙げますので、文章作成の際にはご注意ください。

アジェンダ:目次・予定表など
スキーム:枠組み・仕組み
コミット:約束・集中
エビデンス:証拠
フィックス:決定
ペンディング:保留
コンセンサス:複数人による合意

3-8.不要な接続詞は使わない

接続詞を使い過ぎると、言い回しがくどくなったり、必要以上に文章が長くなり、内容が伝わりにくくなったりするなどのデメリットが生まれます。作成後は、一度文章を声に出して読み、不要な接続詞がないかをチェックしましょう。

《修正前》
デキるビジネスパーソンになれるかどうかは、元々持ち合わせている能力によるところもあります。しかし、それだけでは決まりません。なぜなら、日々の心がけと努力、お客様に対する思いが、人を「デキるビジネスパーソン」へと成長させるからです。

《修正後》
デキるビジネスパーソンになれるかどうかは、元々持ち合わせている能力の差だけでは決まりません。日々の心がけと努力、お客様に対する思いが、人を「デキるビジネスパーソン」へと成長させるのです。

3-9.表記や漢字の使い方を統一する

コラム内だけでなく、サイト全体で表記や漢字の使い方を統一すると、読者が読みやすくなります。

《例》
良く:よく
事:こと
且つ:かつ
為:ため
様々:さまざま

サーバ:サーバー
ネット:インターネット
取り組み:取組
会社:企業

3-10. 「こと・もの」はあまり使わない

「…ということ」「…というもの」といった言い回しを使い過ぎると、文章の意図がわかりにくくなります。

《修正前》
“日本企業では、先輩が現場で後輩に仕事を教えるOJTが主流です。しかし、多くの先輩社員は教えるという事を学んでいないということがあります。”

《修正後》
“日本企業では、先輩が現場で後輩に仕事を教えるOJTが主流です。しかし、多くの先輩社員は教える技術を学んでいません。”

「…ということ」「…というもの」がなくても、意味の伝わる文章が作れないか、作成後にチェックするクセをつけましょう。

まとめ

これからWEBライターとして仕事をするなら、自分以外の人が読んでも意味が通じる文章の書き方を、常に心がけることが大切です。

今回ご紹介したコツと合わせて、第三者に記事を読んでもらい、フィードバックをもらうことが、成功への近道だといえます。ぜひ頑張ってください。

最後に:もし今回のコンテンツが何かのためになったら、今後も定期的に読んでいただくために、Facebookファンになっていただけませんか?