C bible編集部

文章力

ライターとして活動しているものの、納得できるライティングができていないと、壁にぶつかっていませんか?

特に、これまで出版業界などに関わることなく、ライター職に就いた人はなおのことでしょう。他人から文章力を向上させるためのトレーニングを受けていないからこそ、余計に不安になりますよね。

しかし、文章力を上げるためのトレーニングは、何も他人から教えてもらったり、まして通信教育でしか培えないものではありません。実はちょっとしたことを意識するだけで、毎日自分で文章力をトレーニングすることができるんです。

今回は、ライターの皆さまのために、文章力をトレーニングする方法を、厳選して5つご紹介します。

1.トレーニングは読み書きの反復作業

今回ご紹介する5つのトレーニングには、共通していることがあります。それは「読み書きの反復作業」だということです。

トレーニングと聞くと、他人からしか聞くことができないような、特別なものというイメージを持つかもしれません。しかし、実は「書くこと」と「読むこと」という基本的なことを反復し、自分の中に経験を蓄積することが、一番のトレーニングになります。

トレーニングという観点では、運動も同じ。日々基本的なトレーニングを続けることで、体力や筋力が養われます。こうした基礎なくして、大会などでいい結果を残すことはできませんよね。

ライティングにおいても、今日明日で文章力を飛躍的にアップさせる、魔法のような方法はありません。日々意識しながら「書くこと」「読むこと」を繰り返すことが、文章力のトレーニングにつながるのです。

2.自らトレーニングしたからこそ勧められる方法

今回ご紹介する方法は、いずれもライター歴4年の私が、これまで実践してきた方法です。

実は私自身、ライターとして独り立ちする前は、出版社やライティングとは無関係の仕事に就いていました。ライターとしての経歴や自信のない中、始めたのが今回ご紹介する5つのトレーニングです。

私自身、文章力についてはまだまだだと思っています。ただ、今回ご紹介する方法によって、たくさんのクライアント様から一定の評価を得られる文章力を身につけられたことは間違いありません。4年の間に培ってきた経験が、皆さんにとってプラスになれば幸いです。

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3.文章力を上げるためのトレーニング

それでは、ここから文章力を上げるためのトレーニングをご紹介します。

どれも簡単なことですが、反復作業は繰り返すからこそ結果が出ます。取り組みやすいトレーニングから、ぜひ試してみて、継続してください。

3-1.好きな作家の文章を読み込む

好きな作家の作品や、気に入った書籍を繰り返し読み、文章の構成やその表現技術を自分のものにしましょう。読み方にコツはありません。ここでは、ただ反復して読み続けることが最も大切です。

ここで注意してほしいのは、わざわざ「文章向上のコツ」のような本を選ぶ必要はないということです。小説やビジネス書など、これまで自分が読んでみて面白かったもの、何度も読み返したくなったものを選ぶことが大切です。

何度も同じ作品を読み続けることで、自然と文章の構成や表現技術、リズムなどが身についていきます。これは好きな音楽を何度も聞くことで、歌い方や演奏方法のクセが似てくることに似ています。あるいは小学校の宿題で出された漢字ドリルのように、同じ文字を何度もなぞることで、文字を覚えることにも似ているかもしれません。

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できれば文字を書き写すのが一番効果的ですが、時間的に難しい人も多いでしょう。しかし、何度も同じものを読み返すだけでも、十分文章力を向上させるトレーニングにつながります。

好きな作家がいないなら、宮部みゆきや池井戸潤、東野圭吾といったメジャーどころからはじめてみてはいかがでしょうか。好みは分かれるかもしれませんが、いずれもストーリーが面白く、また何度読んでも飽きない作品としておすすめできます。

慣れてくれば、次は海外文学の翻訳を読んでみてください。国内作品にはない文体の引き出しが増えるので、さらに文章力を向上させるいいトレーニングになります。

ちなみに糸井重里さんの文章は、とてもわかりやすくて、文体も柔らか。一度は読んでみることをおすすめします。

参考:「インターネット的」にはインターネットの本質が書いてある

3-2.ブログを継続的に書く

インプットしたものは、実際にアウトプットしないと、トレーニングにはなりません。文章力をさらに高めるためには、1と平行して、ブログを継続して書くことをおすすめします。

ブログのテーマは何でも構いません。自分が読んだ本の感想でもいいですし、興味のあることについて、調べてまとめたものでもいいでしょう。大切なのは、読者に最後まで読んでもらうための記事を書くことです。

ブログを書くことは、単にアウトプットだけが目的ではありません。読むことで得た技術を、実際にたくさんの人に読んでもらうための技術として応用させることが、もっとも大切なことです。

独りよがりの記事を書くことは、どんな人にもできます。しかし、ライターに求められるのは、一人でも多くの人に記事を読んでもらうこと、そしてこちらが望んだ行動を起こしてもらうような記事を書くことにあります。

ブログを書く際は、この2つの目的を達成することに重点を置き、書き進めることが大切です。ただし、ネタの力に頼ってはいけません。目的はあくまで、文章力を高めるためのトレーニングです。どんな書き方をすれば、読みやすい記事ができるのか、こちらが望む行動を起こしてもらうためには、どんな書き方がいいのかというのを考えながら書いていきましょう。

できればGoogle Analyticsなどを利用し、アクセス数やその後の行動などについてもチェックしておくと、成果が見えやすくなりますよ。

3-3.親しい友人に手紙を書く

同じくアウトプットの手段として、親しい友人に手紙を書くことも一つの方法です。

ここで大切なのは、フィードバックをくれる友人に手紙を書くことです。文章が読みやすかったか、最後にどう思ったかなど、包み隠さずフィードバックをもらえる相手に手紙を書くことで、あなたの文章に対する客観的な意見をもらうことができます。

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特にフリーランスでライターをしている場合、フィードバックをもらえる機会が意外と少ないことに驚くはずです。文章を書いた人が社内であれば、社員の技術力向上のためにフィードバックを返すこともあるでしょう。

しかし、文章を書いているのがフリーランスの場合、依頼主としてはフィードバックを返して書き直してもらうよりも、自分で書き直したほうが、手間も時間もかかりません。なにより、自分の意見を人にわかるように話すのは、意外と面倒なものです。それなら、自分で書き直したほうが、時間もかからず楽だと思うのは当然と言えるかもしれません。

メールやSNSが普及した今、改まって手紙を書くのは恥ずかしいかもしれません。しかし、あなたがこれから書く文章は、さらに多くの人に読まれるはずです。恥ずかしさをぐっと堪え、こちらの意図を伝えた上で、友人に手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

3-4.段落の冒頭に要約を入れる

段落の書き出しは、その段落で言いたいことを要約して、短い文章で書くよう心がけましょう。

これはトレーニングというより、ライターとしての私なりの”クセづけ”に近いかもしれません。

段落の書き始めは、多くの読み手が目にする部分です。前置きが長すぎたり、関係のないことが書かれてあると、結局何が言いたいのか、読み手に伝わりにくくなります。「自分に関係のないことが書いてありそう」「読むのに時間がかかりそう」と感じた読み手は、問答無用であなたのサイトから去ってしまうでしょう。

段落の書き出しでは、これから何について話すのか、読み手にとってどんなメリットがあるのかを、明確にしてあげましょう。

3-5.自分の過去の記事を読み返して分析

自分の過去の記事を読み返し、客観的に自分の文章のいいところ、悪いところを考えてみましょう。

先程もご紹介したとおり、文章のフィードバックをもらうことは、特にフリーランスのライターではあまりないことです。しかし、フィードバックがもらえない場合は、過去の自分の記事を読み返し、自分で改善点を考えることも、十分文章力向上のトレーニングになります。

できればここ数日の記事ではなく、一週間前、一ヶ月前の記事を見てみるのがおすすめ。執筆から時間が立つほど、冷静かつ客観的に、自分の記事を読むことができます。

ブログをつけ始めたなら、ぜひ振り返りの習慣もつけてみてください。文章力向上のいいトレーニングになりますよ。

まとめ|毎日のトレーニングの積み重ねが大事

文章力は、残念ながら一日で飛躍的に向上するわけではありません。毎日トレーニングを積み重ねることで、少しずつ向上していくものです。

私も過去に何度も、(壁にぶつかっているな)と感じて悩んだことがあります。

その時は、ここでご紹介したトレーニング方法のいくつかを見直したり、気分転換に本を読んでいた記憶があります。

皆さまも、まずはできることからやってみてください。それが一ヶ月後、一年後には、きっとあなたの大きな力になっているはずです。

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