C bible編集部

エントリーフォーム最適化(EFO)事例

WEB広告に予算を割く一方、サイトの離脱率改善に手が回っていない、あるいは対策が練られていない。そんなケースは多々あります。

離脱率改善はCVR向上に直接影響する重要なことなので、非常にもったいない状況です。

今回は、そんな離脱率改善の救世主になるEFOツール4選を比較しました。

すでに導入の検討をしている企業様は、EFOツール4選の各特徴から状況に合わせて判断できる内容になっております。EFO、ならびにEFOツールについて理解を深めていきましょう。

1. EFOとは?

まずは用語解説からいたします。EFOは、Entry Form Optimization(エントリーフォーム最適化)の略称です。

皆様がネットショッピングをする時、必ず氏名や発送先住所など、個人情報の入力作業が発生します。その入力の手間を減らし、より短時間で正確に入力完了できるように、ユーザに合わせて入力フォームを最適化する施策を、EFOといいます。

2. なぜEFOツールが必要なのか?

入力フォームの離脱率は、通常70%以上といわれています。

つまり広告をクリックしてLPに遷移し、買い物カゴに遷移したとしても、70%以上のユーザーは購入まで至らず離脱してしまっているということです。実はこの事実を知らない企業が大多数を占めます。

というのも、多くの企業では自社のフォームの離脱率さえ計測していません。名前や住所、メールアドレスなど多くの項目を入力する際、ちょっとした不便からユーザーはストレスを感じてしまい、離脱してしまうことがよくあります。

こういったユーザーを数%改善するだけで、実はCPAの改善に大きく影響します。数十万から数百万の広告費を追加したり、商品やサイトコンテンツの内容を作りかえるよりも、まずはフォーム完了率を上げること、すなわちEFOツールの導入が、最も早く効果が出る施策といえます。

3. EFOツールの機能9個

それでは、今からEFOの機能をご紹介してまいります。こちらは、筆者が実際にEFOにたずさわった経験を基に、9つピックアップいたしました。

3-1. リアルタイムアラート

フォームに入力された文字の入力形式や、文字数をリアルタイムに判別し、ミスがある場合はその場でアラート表示を行なう機能です。

通常の入力形式(かな、カタカナ、英数字、半角/全角など)に加え、メールアドレス形式や電話番号(ハイフンと数字)、URL、ドメインなどの特殊な文字列形式に対し、エラー時にアラートを表示します。

フォーム入力において、ユーザーが最もストレスを感じる瞬間のひとつがエラー時です。とくにミス無く入力した、と思っていたのに予想外のエラーが出ることは、大きなストレスが生じます。ボタン押下後ではなく、入力の都度間違い箇所を指摘することは、ユーザーに与えるストレスを軽減することができます。

3-2. 背景のカラーリング

必須項目の背景色を指定した色に変更することができます。

変更することで、必須項目がどの部分なのか、ひと目で判断できるようになります。必須項目に対して、【必須】という文字を書くことも大切ですが、カラーリングで、よりわかりやすくすることができます。

3-3. ガイドナビゲーション機能

フォームの進行状況をリアルタイムに表示する機能です。

必須項目の残り件数や、入力完了時には送信ボタンを促すといったテキストを表示することで、ユーザはフォーム入力の全体像を把握でき、入力中のストレスを軽減することができます。

3-4. 遷移ボタンの最適化

必須項目を全て埋めないと、次のページへ進むボタンを押せないようにする機能です。

必須項目を全て埋ることができたタイミングで、進むボタンを表示させます。既存の進むボタンを一時的に隠し、【入力が完了しておりません】のようなボタンを配置します。必須項目をうめていない状態でボタンを押すと、エラー箇所(未入力箇所)にスクロールしたりすることもできます。

3-5. 住所入力補助機能

入力した郵便番号を元に住所を自動入力する機能です。

【住所を検索する】のボタンを押さなくても、郵便番号を7桁入力したタイミングで、都道府県、市区町村が自動で入力することができます。

3-6. ページ離脱アラート

ページから離脱しようとブラウザを閉じようとしたり、外部リンクをクリックしたタイミングで、【移動してもよろしいでしょうか】といった文言でアラートを表示させることができます。

誤ってブラウザを閉じそうになってしまった人や、なんとなく外部リンクが気になって、離脱してしまいそうな人たちを呼び止めることができます。

3-7. フリガナ自動入力

氏名にフリガナ入力の項目が存在する場合、漢字で氏名を記入すると、自動でフリガナの欄にカタカナで氏名を入力できます。

3-8. 入力値自動変換

半角入力の項目に全角で記入したり、カタカナ入力のところに平仮名入力した場合、エラー表記されずに自動で変換します。

3-9. 外部連携機能

Yahoo! JAPAN IDや、Facebookアカウントでログインすることで、登録情報を自動で入力する機能です。

入力フォームの中で負担のかかりやすい、住所やメールアドレスの入力ミスを減らして、フォームの離脱率を改善します。

4. ASP型EFOツールのメリット

EFO機能を、個別に自社開発をすることもできますが、ASP型のEFOツールを導入することをおすすめします。ASP型は自社開発と比較して「簡単に導入できる」「運用コストが安い」という点で優れているからです。

専用タグ(js)をウェブページに設置するだけで簡単にスタートできますし、フォームを作り直す必要もなく、アラート機能や入力制御をいちいち設定する必要もありません。(どんな時にどんなエラー文言を表示される等の面倒な設定が不要です。)

ASP型EFOツールのメリット

フォームに対し独自に開発する場合は、費用も相当発生しますが、ASP型であれば、月額数万円から利用できるものもあります。

また「ログ集計が可能」というのが特徴です。どの項目で何回エラーがあり、どの項目で離脱をしたのか等の
細かい数字を管理画面上で確認することができます。これにより、ただ導入するだけでなく、PDCAを回すことができ、フォームを定期的に改善することができます。

5. ASP型EFOツール4選を比較

それでは、今からASP型EFOツールを4つご紹介します。それぞれ比較してつつ見ていきたいと思います。

5-1. ナビキャスト フォームアシスト

ナビキャスト フォームアシスト

http://www.showcase-tv.com/formassist/

株式会社ショーケース・ティービーの「ナビキャスト フォームアシスト」は、EFOサービスの先駆けであり、実績も導入累計3,000フォームを超え豊富です。

料金はUU数に応じ従量課金となり、他のツールと比べると高いと感じますが、機能が豊富で、導入後に定期的に無料コンサルティングもしています。Yahoo! JAPAN IDやFacebookのIDでログインできる外部連携機能もあります。

5-2. EFO CUBE

EFO CUBE

http://www.efo-cube.info/

株式会社GeeeN(ゲン)の「EFO CUBE」は、たまごリピートやEC-CUBEといった大手カートシステムに、オプション機能、プラグインとして導入することができるため、実は多くの企業が利用しています。

初期費用無料で、5フォームまで同一ドメイン内であれば、月額5万円固定で利用することができます。「ナビキャスト フォームアシスト」と同様、Yahoo! JAPAN IDやFacebookのIDでログインできる外部連携機能を利用することができます。

5-3. f-tra EFO

f-tra EFO

https://f-tra.jp/

株式会社エフ・コードの「f-tra EFO」は、30日間無料ですべての機能をトライアルとして使用することができます。30日間ABテストを実施し、費用対効果を実証できた段階で実導入をする選択ができます。

実導入後は、月額3万円で利用できますが、ドメイン、デバイスが異なるフォームに導入する場合、それぞれ別途3万円が発生します。

初期設定後に発生する細かい設定を定期的に変更する場合、通常ですといちいちツール提供会社に依頼する必要がありますが、f-tra EFOは共有される管理画面から自ら設定ができます。また国内外のEFOに関する情報をブログで発信しているので、とても参考になります。

5-4. Gyro-n EFO

Gyro-n EFO

https://www.ubicast.com/gyro-n/ja/efo/

株式会社ユビキャストの「Gyro-n EFO」は、基本月額料金+UUに応じて変動する従量課金制ですが、「f-tra EFO」と同様30日間無料で全ての機能をトライアルとして使用することができます。なので、費用対効果をみてから実装を判断できる点に、安心感があります。加えて、他のツールと比べてサポートに強みがあります。

ちなみにユビキャストではEFOツールの他に、LPOツールやABテストツールも提供しています。

6. EFOツールはいつ導入すれば良いのか?

自社のフォームを確認し、EFO機能がついていなければすぐに導入を検討してください。

というのも、EC業界ではEFO機能があるものがスタンダートになりつつあり、逆にEFOの設定がないフォームの使いにくさが目立ってしまいます。

特に、純広告など潜在層(商品、サービスにもともと強い興味関心がない層)の比率が高い広告では、ユーザーのフォーム離脱率が高い傾向があるので注意が必要です。自社のフォーム離脱率がわからない場合は、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを用いて計測してみてから、導入を検討するのがよいでしょう。

スマホ最適化

また、ごくまれにスマホ最適化がなされていないフォームを見かけます。もしそのようなフォームを利用している場合は、至急対応しましょう。対応方法は、『スマホ最適化が適応しているカートシステムに移管する』か、『PCフォームをスマホフォームに自動最適化するASPツールを導入する』といったことが挙げられます。

今回紹介したショーケース・ティービーは、スマホフォーム最適化のASPツールを別途提供しています。またエフ・コードの「f-tra EFO」では、オプション料金を支払うことでスマホフォームに自動最適化することができますので、一度確認してみてください。

最後に|状況に合ったEFOツールの導入を

今回は、EFOツールについてまとめました。広告費を追加したり、商品やサイトコンテンツの内容を変更することなく、確実にCPAを改善するにはEFOツールを導入することが一番の近道です。せっかくフォームまできてくれたユーザーを、「よくわからない」「めんどくさい」といった「ストレス」を与えて離脱させてしまうことは本当にもったいないことです。

ASP型EFOツールの場合、業界最大手のツールを導入したい際は「ナビキャスト フォームアシスト」、既に連携しているカートのオプションで利用できる場合は「EFO CUBE」、まずはトライアルで導入して費用対効果を見たい場合は「f-tra EFO」や「Gyro-n EFO」を利用するといったように、企業様の状況による判断基準がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

今回も、ご一読ありがとうございました。ぜひ、またCバイブルにいらしてくださいませ。

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